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ペーパーナイフの使い方と選び方!綺麗に切る手順とおすすめ商品もご紹介




郵便物を開封するときに何を使っていますか?封筒などを開封する時に便利なのがペーパーナイフです。カッターやハサミを使う人が多いですが、今でもペーパーナイフの愛用者は多く一度使ってみたいと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。ペーパーナイフと言っても色々なデザインのものがあり形や素材も様々です。今回はペーパーナイフの使い方や選び方、おすすめのペーパーナイフをご紹介いたします。


ペーパーナイフとは

ペーパーナイフはナイフ状の文房具で、封筒や雑誌の袋綴じ、折り目のついた紙を切り分けるのに使われます。100均で買えるものから美しい装飾が施された高価なものまであります。


カッターやハサミ、回転刃によって開封できるレターオープナーが身近で使われることが多くペーパーナイフを見る機会が少なくなってきましたが、ヨーロッパでは現在でも広く製造しており、ドイツ名窯マイセンでは陶器製の美しいペーパーナイフが販売されています。


ペーパーナイフは安全性が高い

ナイフと名前がついているペーパーナイフですが、刃はカッターや包丁のような鋭いものは少なく、全体的に丸みを帯びていて刃先を触っても怪我をしないような形状になっています。

ペーパーナイフは開封や紙を切り分けるのに特化しているため、正しい使い方をすればよほど乱暴に扱わない限り封筒の中身を傷つけたり手指が切れてしまったりすることはありません。


ペーパーナイフならキレイに切ることができる

ペーパーナイフは鋭い刃ではないのにキレイに紙が切れるので不思議に思っている方もいるかもしれませんが、繊維の強度が弱くなった紙の折り目に沿って切り離すのでキレイに切ることができます。


紙を切るために特化したペーパーナイフは刃面が少し傾斜しているおかげで紙の折り目通りに真っ直ぐ切れるようになっています。


一方、カッターやハサミなどの刃物は切れ味が良すぎて繊維の強度に関係なく紙を切ることができるので、角度を間違えると切る方向がズレて歪な形になってしまうことがあります。


ペーパーナイフの使い方

カッターなどとは使い方が違いますがコツを掴めば簡単に紙を真っ直ぐ切ることができます。ペーパーナイフの使い方のコツを簡単にご紹介していきます。


封筒を開封するときの使い方


1.机などの平たい場所に封筒の封を上にして置く

2.封の折り返し部分の隙間にペーパーナイフの刃先を差し込む

3.封筒が動いてしまわないように空いた手で押さえながら、封の折り目に沿わせながらペーパーナイフをスライドさせて切る


切るときはノコギリのように手をギザギザと動かす必要はありません。力任せに紙を切ろうとすると破れてしまう可能性があるので、力加減に気をつけながらペーパーナイフをスライドさせて切ってください。


ダンボールを切るときの使い方


1.安定した場所にダンボールを置く

2.ダンボールにペーパーナイフを刺す

3.ペーパーナイフを押し引きして切断させる


刃がギザギザになっているダンボール専用のペーパーナイフも売られています。ダンボール専用のペーパーナイフなら切れ味抜群ですよ。


ペーパーナイフの選び方

様々な形やデザイン、価格があり、どれを選んだらいいか迷うと思います。ペーパーナイフを選ぶポイントは4つあります。


・デザイン性

・価格

・素材

・刃のタイプ


自分がどんなペーパーナイフが欲しいのか考えながら、選び方のポイントも参考にして使いやすいペーパーナイフを選んでみてください。選び方のポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。


デザイン性で選ぶ

おしゃれなものや見た目の良さを重視して選ぶならデザイン性のあるペーパーナイフがおすすめです。美しく装飾が施されたものなら使うたびにテンションが上がりますし、机や棚の上に置いておくだけでもオシャレに見えます。


自立するタイプのペーパーナイフや折りたためるタイプのものもあるので、自分の好きなフォルムを選んでみるといいでしょう。


また、握りやすいデザインのものもおすすめです。しっかりと握って使えるので、たくさんの封筒を開封したい時も疲れにくく使う度に手に馴染んできます。


価格で選ぶ

ペーパーナイフは100均に売っているものから、1本数万円するものまで様々なものがあります。予算が決まっているなら、価格重視で選んでみましょう。


1,000〜2,000円程のペーパーナイフでも、オシャレなデザインが幅広く販売されていているので初めてペーパーナイフを購入しようと思っている方におすすめです。業務で使う予定のものなら安価で使いやすいペーパーナイフもあります。


1本数万程度の高価なペーパーナイフは、使用している素材が高級感のあるものだったり、職人の方が1本1本手作りで一点ものだったり、作り手の魅力がたっぷり詰まっているものが販売されています。


また、高級感のある素材や実用性があるペーパーナイフはプレゼントに贈るのにぴったりです。名入れができる商品もあるので一度確認してみてください。


素材で選ぶ

ペーパーナイフの刃は「金属製」「木製」「プラスチック製」の3種類に大きく分けられます。それぞれの特徴を説明していきます。


・金属製

重さがあり堅牢性に優れている金属製は、簡単に開封できるので力の弱い人にも向いています。

鋼鉄や銀、真鍮など様々あり、どれも高級感と実用性を兼ね備えています。ステンレス製のペーパーナイフは錆びにくく永く使いたい人におすすめです。


木製

ナチュラルな風合いで温かみを感じられる木製は、置いておくだけでも違和感なくインテリアに馴染みます。北欧インテリアやナチュラルテイストが好きな方におすすめです。また、金属製よりも軽いため扱いやすく、落としても怪我がしにくいのも特徴です。


プラスチック製

プラスチック製の重さは2~5g程度で、今回紹介した金属製や木製の中でも一番軽いです。軽いので持ち運びやすく、長時間使っていても疲れにくいのが特徴です。


プラスチック製は色々なデザインに加工しやすく、可愛い色やオシャレな形、たくさんのバリエーションの中から選ぶことができます。


刃のタイプで選ぶ

刃のタイプは2種類あり、「両刃」「片刃」に分けられます。また、刃の形状は3種類程あり「一段刃」「二段刃」「ギザ刃」に分けられます。それぞれ特徴が異なるので詳しく解説していきます。


・刃のタイプ

両刃タイプ・・・両側に刃がついているため利き手を気にせず使えます。しかし、シンプルで似たようなデザインのもが多いため、オシャレでデザインにこだわったものを探している方は片刃タイプがおすすめです。


片刃タイプ・・・オシャレなデザインのものや装飾が施されているものがたくさん売っていて、デザイン重視で購入したい方に向いています。ただし、片刃タイプで販売されているほとんどが右利き用なので、左利きの方は左利き対応のペーパーナイフか両刃タイプのものを選びましょう。


・刃の形状

一段刃・・・刃の片側が平面になっているので、開封するときにペーパーナイフをテーブルに沿わせて安定して切ることができます。厚紙でも力を込めてスムーズに切れるのが特徴です。


二段刃・・・一段刃より刃先が鋭利になっているのでスーッとスムーズに開封できます。大切な書類や手紙をキレイに開封したい方に最適です。また、刃先が薄いので封筒の隙間に差し込みやすく、美しくカットできるため長時間使いたい業務や作業におすすめです。


ギザ刃・・ギザ刃はガムテープやダンボール、厚みのある紙を切るのに向いています。力が伝わりやすく分厚いダンボールも軽い力でザクザクと切断できるので、特に力の弱い方におすすめです。


最近ではネット通販で家に荷物がダンボールで届く家庭も多いのではないでしょうか。刃渡りが長いペーパーナイフを選べば、大きいサイズのものを切りたい時も楽々切り分けることができます。


ペーパーナイフを使うときの注意点

ペーパーナイフは封筒の開封や紙類をカットするために作られています。他の用途で使うと怪我をしてしまう恐れがあるので使用方法を必ず守りましょう。


また、刃先が鋭いペーパーナイフもあるので人に刃先を向けないよう使い方に気をつけてください。

小さいお子さんは使用を控えるか、保護者の方と一緒に使ったり手指を怪我しないよう見守ることが必要です。


おすすめのペーパーナイフ












まとめ

ペーパーナイフの使い方や選び方をご紹介しました。カッターやハサミがあれば紙をカットできるのでペーパーナイフがなくても困りませんが、切っている時の心地よさとキレイな切り口は他にはない魅力です。ペーパーナイフでカットする時は使い方に気をつけて安全に使ってくださいね。


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