普段の食卓におしゃれなランチョンマットがあれば、いつもと同じようなメニューで見慣れた食器を使っても、カフェやレストランのような素敵な食事にすることができます。おしゃれなだけでなく、お手入れしやすいものなら毎日でも使いたくなるはずです。今回は、ランチョンマットの魅力と選び方、使いやすくておしゃれなランチョンマットを紹介します。
ランチョンマットってなに
ランチョンマットの由来は和製英語の「lunch on mat」です。昼食やティータイムの時にテーブルの上に広げて使います。料理を乗せた食器やカトラリーをマットの上に並べて食べることから、ランチョンマットと呼ばれるようになりました。
正しい英語では「luncheon mat」や「place mat」と呼ばれます。
テーブルクロスとの違い
テーブルクロスとランチョンマットはなんとなく似ている気がしますが、全く異なるものです。ランチョンマットは個人用に使います。サイズも一人前の食事が並べられるくらいの大きさになっています。テーブルクロスはテーブル全体に掛けて使います。
テーブルクロスは、統一感が出てテーブル全体を汚さずにすみますが、汚れたときには小さいランチョンマットの方が洗濯や交換が簡単です。
元々テーブルクロスを敷いているのであればランチョンマットも敷く必要はありませんが、特に決まりはないので、テーブルクロスと合わせてランチョンマットを敷いてもおしゃれな食卓になります。
ランチョンマットだけを敷きたいけどテーブル全体も汚れなどから守りたいという方は、透明なテーブルクロスもあるので、販売店で確認してみてください。
ランチョンマットの魅力
ランチョンマットはおしゃれな食卓にするだけじゃなく、他にも色々な魅力がたくさんあります。ランチョンマットの魅力を知って購入するときの参考にしてください。
食器を置くときの音が軽減できる
柔らかい材質のランチョンマットを使うことで、テーブルに食器を置くときの音が軽減できます。雑音が多いと食事の時間が楽しめません。おしゃれなランチョンマットを敷くと、見た目も華やかで気になる音が和らぐので、食事の時の会話が弾みます。
テーブルの傷や汚れを防げる
ランチョンマットはテーブルを傷や汚れから防ぎ、長持ちさせることができます。テーブルの上に何も敷いてないと、使っているうちにだんだんと傷や汚れがついてしまいます。お気に入りのテーブルを大切に守りたい方は、ランチョンマットを使ってみてください。
食べこぼしの後始末が楽になる
毎日使うテーブルは食べこぼしなどで汚れやすいです。特に小さなお子さんがいる家庭では、食事の時に毎回テーブルを掃除するのは大変です。そんな時にもランチョンマットは役に立ちます。
食事の時間にランチョンマットの上に食器を乗せるだけで、食べこぼした食材をあとでまとめて捨てて、ランチョンマットを洗うだけです。テーブルに汚れがこびりつくこともないですし、衛生的に保つことができます。
食卓が華やかな雰囲気になる
食卓が華やかな雰囲気になるのも、ランチョンマットを使う魅力の1つです。ランチョンマットを交換すると、料理に合わせて食卓の雰囲気を変えることができます。簡単に雰囲気が違うおしゃれな食卓になるので、誕生日やクリスマスなどのホームパーティーなどにもおすすめです。お友達や来客用にランチョンマットを用意しておくと便利です。
また、料理の見栄えがよくなるので写真を撮ってもキレイに映ります。SNSに料理をアップする方はランチョンマットが大活躍するはずです。
ランチョンマットの種類
ランチョンマットにも様々な種類があります。材質ごとに特徴をみていきましょう。
木製
木製のランチョンマットは、ぬくもりを感じることができます。白い器やガラスの器ばかり置いても味気ない印象になりません。どんな食器とも合わせやすく、スタイリッシュにまとまります。
デザインによっては、おしゃれなカフェや高級料亭のような上品な食卓にすることができます。表面が塗装しているものであれば、お手入れも簡単です。
プラスチック製
プラスチック製や樹脂製のランチョンマットは、撥水性があるため食べこぼして汚れてもサッと水で流したり拭き取るだけで、シミにならずキレイにすることができます。気軽に使えて扱いやすいランチョンマットはとても便利です。お手入れが簡単なものを重視するならプラスチック製のものをおすすめします。
また、プラスチック製のランチョンマットは、滑りにくいのでコップやグラスを置いても安定感があります。安定感のあるランチョンマットは、お子さんにも使いやすくコップを置くときに倒してしまう心配も減ります。
ただし、熱には弱いので、アツアツの食器を置いても大丈夫か乾燥機には使えるかなどの耐熱性は確認しておきましょう。
布製
布製のランチョンマットは柔らかい素材のため、小さく折り畳んだり丸めたりできるので収納するのに場所を取りません。汚れてしまったランチョンマットも、布製なら洗濯機で洗うことができるので簡単に汚れを落とすこともできます。
また、布製のランチョンマットは豊富な種類があるのが魅力です。好きな柄を選ぶ楽しさもあります。その日の気分で柄を変えてみるのもいいかもしれません。
お子さんには好きなキャラクターがプリントされている布を使って、手縫いでランチョンマットを作ってあげると食事が苦手な子でも楽しく食事をしてくれるはずです。
紙製
紙製のランチョンマットは、使い捨てできて安価なのが特徴です。5枚で300円程度で購入できます。
和風でおしゃれなランチョンマットは、職場の方やお友達などの来客時や親戚が集まる時に大活躍してくれるでしょう。和紙でできたランチョンマットは、上品でお正月にぴったりです。
無地のランチョンマットに自分で模様を描いたり、印刷してオリジナルのおしゃれなランチョンマットを作ってみても楽しそうです。
ただし、紙製のランチョンマットは塗れると、濡れたあとが透けたり色が変わって見えたりするので、水滴がついてしまう飲み物のグラスはコースターも一緒に使うといいでしょう。
ランチョンマットを選ぶ時のポイント
せっかくおしゃれなランチョンマットを購入したけれど、失敗して結局使わなかったということがないように、選び方のポイントをしっかり押さえておきましょう。
家庭の雰囲気に合ったものを選ぶ
ランチョンマットのデザインや模様は豊富で、どんな柄や色にしようか悩むことも多いはずです。そんなときは、家庭の雰囲気やインテリアと合わせて選ぶことで失敗が少なくなります。
模様だけでなく、材質も気にして合わせてみると面白いです。ランチョンマットを家庭の雰囲気と合わせて統一感のあるおしゃれなテーブルコーディネートを目指してください。
使う人、テーブルに合ったサイズを選ぶ
ランチョンマットのサイズは、使う人やテーブルに合ったものを選びましょう。販売されている大人一人用の一般的なサイズは、縦30㎝、横40~45㎝前後の大きさです。一人分の料理なら、このサイズで問題なく食器が並べられると思います。
子供用のランチョンマットは食器も小さいものを使うことが多いので、縦25㎝、横35㎝前後のサイズが丁度いいです。
幼稚園や小学校によっては、ランチョンマットを使うところもあると思います。幼稚園の机なら縦20㎝と横30㎝程度のランチョンマットを持って行くと、子どもの机に収まるサイズになります。小学校であれば、縦40㎝、横60㎝程度のランチョンマットを購入すると机のサイズに合います。
また、ランチョンマットはダイエットをしている方に最適です。1回の食事で食べていい量をランチョンマットに乗る分だけと決めて、食事の量を制限しましょう。
ランチョンマットのサイズはA4サイズの縦30㎝、横42㎝が目安です。食べ過ぎを予防できるので、体型が気になる方はぜひお試しください。
機能性、耐久性に優れたものを選ぶ
ランチョンマットは毎日のように使うので、お手入れのしやすい機能性に優れているものや、耐久性が高く汚れの付きにくさは重要です。
機能性や耐久性を重視している方におすすめなのが、樹脂製やプラスチック製のランチョンマットです。前述した通り、他の材質よりも滑りにくく撥水性もあるため、長い間使い続けることができます。
他の材質でも、汚れが付きにくい布製のランチョンマットや、ランチョンマットの表面がコーティングされているものもあるので、購入時に探してみてください。
ランチョンマットをプレゼントするとき
プレゼントには有名なブランドのものを選ぶと無難です。SNSで話題になっているおしゃれなものや相手の好みに合ったランチョンマットを選んで失敗を防ぎましょう。
ランチョンマットは、毎日の食事で使うアイテムなので、安価なものが多く販売されています。1,000~3,000円程度で購入できるので、誕生日プレゼントや母の日のプレゼントなどのプレゼントにぴったりです。
ランチョンマットを一人分プレゼントしても大丈夫ですが、相手家族の人数分用意すると贈る相手やその家族のことまで考えて選んだことが伝わって、より喜んでもらえるでしょう。
ランチョンマットの使い道
ランチョンマットは、食器の下に敷く以外におしゃれなインテリアの一つとして活躍します。おしゃれなランチョンマットの上に小物や花瓶を置いたり、壁に飾ったり、棚に敷いたりなど、いろいろな使い方があります。
おしゃれなランチョンマットで、自分だけのインテリアをコーディネートしても面白いです。
おすすめのランチョンマット
まとめ
ランチョンマットは手ごろな価格で薄いので収納にも困りません。テーブルに敷いておしゃれな食卓にしてもいいですし、飾っておしゃれなインテリアとしても楽しめます。 今回の記事を参考に、お気に入りのランチョンマットを見つけてください。
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